井上麻里奈 画 |
もともと私は趣味で演劇をやっていて、演技をするのが大好きでした。
高校時代は授業そっちのけで1年中何かしらの舞台の稽古をしていました。
高校を卒業。大学に入学し演劇をやっていた仲間たちも次第にバラバラになり、演技をやる場所がなくなっていくのがとても寂しかったです。
友達に誘われ一度舞台に立つ機会があり、そこで私はやはり演技をするのが好きなんだ、と再確認し、演技をするお仕事に就けたらと思いました。
以前から頭の隅で考えていた「声優」というお仕事に就いてみたいと思い、力試しのつもりでこのオーディションを受けてみる事にしました。
こういうオーディションを受けるのは初めてで、まさか受かるなどとは思ってもみず、第一次選考が通ったとの書類が届いた時は胸が高鳴りました。
第二次審査で指定されたソニーの会社にはオーディションを受けに来たらしい女の子達が大勢いて(しかも皆可愛い!!)、思わず帰りたくなりました。
控え室に案内されるとそこにはテーブルが並び、テーブルの上にはよくカラオケボックスにある冊子(曲番号が書いてある冊子)が置いてありました。
オーディション内容に、「自分の得意曲」というのがあり、その曲番号を用紙に記入するタメだったようです。
オーディションでの事は正直よく覚えていません。
入った部屋にはズラッと審査員の方々が並んでいて、とにかく余りの人の多さに圧倒され緊張しっぱなしのオーディションでした。
後でお話を聞いたところ、私はとても落ち着いていて、緊張していなかったように見えたようです。
すっっっっっごい緊張し て た ん で す け ど ね !
酷い…。
オーディションの内容は
自己紹介→課題曲→得意曲→演技→自己PR
といったものでした。
今思うと自己PRで「演劇やってたので演技の基礎はできてると思います!」
とか言ったような気がします。
…………全く出来ていないのに……
まさか受かると思っていなかったからやりたい放題のオーディションでした。
恥ずかしいです。
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2004年3月10日(水) |
こんにちは、井上麻里奈です。 |
井上麻里奈 画 |
こんにちは、井上麻里奈です。
ただ今大学生は春休みの真っ最中!
Vol.1のアフレコも無事終わり、お仕事がいつ入るのか分からない井上は
友達の劇の公演のお手伝いに時間を費やしている毎日です。
むしろ出たいです。劇。ウズウズ。
そんな中プロデューサー様より日記をつけろとのご要望がありましたので、
オーディションからのワタクシ井上の活動をレポートして行きたいと思います。
しかも藤本様がど―――おしても絵を入れたいと言うことでして…
井上の拙いイラスト付きでございます…。ガクリ。
よろしければお付き合いくださいませ~!
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