井上 | アニメイトTVを御覧のみなさん、こんにちは。井上麻里奈です。私が出演するオリジナルビデオアニメーション『コゼットの肖像』が5月26日に発売になります。みなさん、ぜひ御覧になってください。
さて、本日のゲストは真滝八海役の氷青さんです。氷青さん、今日はよろしくお願いいたします
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氷青 | よろしくお願いします
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井上 | (笑)うっかり横手さんって言うところでした
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氷青 | 私もだれ?って(笑)
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井上 | (笑)すいません。氷青さんです。よろしくお願いします!
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氷青 | よろしくお願いします
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井上 | それではまず、こちらから御覧ください
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井上 | 本日のゲストは氷青さんです。よろしくお願いします!
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氷青 | よろしくお願いします
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井上 | 『コゼットの肖像』というゴスロリ作品なんですけど。最初いかがでした?このお話を聞いたとき
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氷青 | オーディションを受けたんですけど、その時はほんとに八海先生の台詞だけ抜き出したという感じだったので、まったくもう全体のお話っていうのはわからなかったんですよ。ただ、とても難しいよ、って斎賀さんから聞いていて(笑)。何が難しいのかな?って思っていたら、やっぱり1話の録りのときに現場に行ったらやっぱり難しくて。どういうお話なんだろうっていうのが、あんまり紹介しきれないまま1話を終えたんですけど。この前、ビデオを見せていただいて
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井上 | 完成した?
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氷青 | そうです。すっごいきれいで!
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井上 | とにかくすごいきれいですよね
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氷青 | とってもきれいで、使われている音楽とかエンディングで歌われている歌とかも
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井上 | ありがとうございます
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氷青 | 私すごくすきな感じで。続けて3回ぐらいバーって見たんですよ
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井上 | 私も10回ぐらい
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氷青 | 見ましたぁ?負けた(笑)。すっごいびっくりしました
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井上 | 映像もきれいだし、音楽がすごい世界に合ってて。すごい恐かったですけど、見てて。すごい恐いなって。それがまた、すごい引き込まれる感じで。八海先生は、あの方はお医者さんなんですよね?
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氷青 | 精神科医と伺っています
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井上 | あ、そうなんですね!?
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氷青 | (笑)え、嘘言ってる?
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井上 | 精神科医の。真崎という名前で。祥子、豊口さんが演じられている祥子ちゃんが八海おばちゃんと呼んでいるということは、血縁関係なんですよね、やっぱり?
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氷青 | あんまり詳しく知らないんですけど。おばちゃんおばちゃんって言ってるから、もっとおばちゃんかと思っていたら。絵を見たら全然そんなことがなくて
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井上 | すごい美人さんで
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氷青 | あれを見たら、もっと若くやろうって思ったんでんすけど(笑)
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井上 | 最初、おばさんのイメージで?あれは普通におばさんなんですかね、祥子ちゃんの
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氷青 | どうなんでしょうね?
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井上 | そんなに年が離れていないように
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氷青 | 離れているようにも見えないですけどね
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井上 | でも、はじめ、八海先生を演じられた氷青さんの声を聞いて“はぁ~、素敵だぁ”って思ったんです
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氷青 | ほんとですか?
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井上 | もうなんか、すごい。あのときあんまり絵がなかった
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氷青 | なかったです
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井上 | それでもすごいイメージが湧いて。実際、できたものを見させていただいて、そのまんまだ!って
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氷青 | ほんとですか(笑)。うわぁ、ありがとうございます
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井上 | 全然、ふだんのお声と違いますよね?
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氷青 | そうですね。エロくなかったですか?大丈夫でした?
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井上 | あ、エロかったですけど(笑)エロいの好きです
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氷青 | ほんとですか。出過ぎないように気をつけようと思って(笑)
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井上 | 善心尼さんと八海さんが、大人の女という
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氷青 | 2巻目では、善心尼さんと会話をするということもお聞きしたので
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井上 | ちょっと、コンテのほうを見させていただいたんですけど。会話してました。絡んでました
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氷青 | してました?大人の時間をみなさんにお届けしようかと(笑)。ゴスロリなのに
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井上 | ゴスロリは御存知でした?前々から
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氷青 | よくね、こういう格好されてライブに行かれる方もいるし。お人形がけっこう好きなので。普通に、私もそういう格好というのはしないんですけど。そういう格好して定食屋とか入っているの、なんか違う感じがして。お人形だと動かないし、きれいなままっていうのが好きで。2つぐらい持っているんですよ、すごいきれいな格好したお人形を。私もライブとかをやるときは、ゴスロリまでは行かないですけど、ゴスロリか?女王か?みたいな中途半端な格好して。けっこうロックなバンドやってるので。ちょっと間違えればゴスロリ、ちょっと間違えれば女王さま(笑)。そこらへんで漂いながらやってます(笑)
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井上 | お話にも出てきたんですけど、バンドをやってらっしゃる?
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氷青 | はい。バンドをやってて。今やっているのは氷青&ハブアタックっていうロックなバンドなんですけど。2月にこの前ライブをやって、今度は6月20日にまたやることになるんですけど
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井上 | もうすぐですね
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氷青 | そうですね。そこはけっこうロックなので、ガーッてうるさい感じの(笑)
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井上 | シャウトする感じの?
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氷青 | そうですね。まぁそんなに恐くもないんですけど。かわいいキャラクターと思ってきたファンは痛い目見るよ?って書かれてました(笑)
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井上 | そうなんですか?そんなに
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氷青 | はい
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井上 | 音楽はもともとやってらっしゃったんですか?
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氷青 | 音楽はですね、もともとというか、3~4年くらい前にゲームのお仕事をしたときにそこの社長さんに、是非バンドで歌ってくれないかって声をかけていただいて。そこで始めるようになったんですよ
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井上 | そこでバンドを結成して?
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氷青 | はい。今とは違うバンドなんですけど
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井上 | そっちのほうをちょっとだけ……さっき調べさせていただいて
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氷青 | あ、そうなんですか
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井上 | はい。今はまた別のバンドで?
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氷青 | 今はまた別ですね。全然違う感じで。その間に3つぐらいバンドがあって。それを経て今になったって感じなんですけれども
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井上 | 氷青さんは、もともとお名前が横手久美子さんと伺っていたんですけど。氷青さんというお名前になったのはいつ頃なんですか?
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氷青 | 氷青は、音楽活動のときは2年ぐらい前から使ってたんですよ
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井上 | 音楽のときに氷青の名前で?
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氷青 | はい。それはキャラクターソングとかではなくって、まったく声優のお仕事とは関係ないバンドのほうでってことなんですけども。それは使ってたんですけど。今回4月23日にCDを出したんですけど、その時になんかふたつ名前があるとごちゃごちゃになっちゃうね、っていうことがあって。もう統一しようという事にして、声優のほうのお仕事も氷青というふうに
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井上 | 音楽のほうの氷青のお名前を取って
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氷青 | そうです
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井上 | 今お話にあったんですけど、4月の
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氷青 | 23日ですね
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井上 | 23日に発売になりました、氷青さんの
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氷青 | (笑)マキシシングルです
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井上 | 聞かせて頂いたんですけど
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氷青 | ありがとうございます
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井上 | 今日、朝も聞いてきたんですけど
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氷青 | うわぁ~
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井上 | 目覚めの音楽にすごいいやされました!これ、作詞も作曲も御自分でなさっているんですよね?
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氷青 | そうです、2曲とも
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井上 | ほんとにすごいですよね!もともと音楽はそんなにやってらっしゃらなかった?
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氷青 | そうですね。まぁちっちゃい頃バイオリンをやったりとか、そういうのはあるんですけど。わたし、音符があんまり好きじゃないので、全部カタカナで書いたり、ばんそうこう貼ってみたり
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井上 | ばんそうこう?
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氷青 | ピアノの鍵盤に。母がピアノ教師をやっているので、影響で習わされたりしたこともあったんですけど、練習しないのがばれて、もうやらないでよろしい!って(笑)
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井上 | (笑)すてき!
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氷青 | じゃあいっかーって思って
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井上 | で、御自分で作詞も作曲も
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氷青 | そうなんですよ。あんまり、その、言ったとおり音符に強いのではないので、ぽっと頭に浮かんだものとかをいろんなものに溜めておいたり書いておいたりして。そろそろ曲になりそうだなって思ったらギターの方とか相談しながらコードを取ってもらったりしたり。相手の方が大変だなって思うんですけど(笑)私はそれじゃない、こうじゃないって
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井上 | それじゃなくて
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氷青 | そうなんです(笑)
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井上 | すごい、もう、とてもいい曲!癒しという名のふさわしい
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氷青 | よかったです。ありがとうございます
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井上 | どことなく懐かしい
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氷青 | (笑)そうですね。真新しい感じではないみたいで。みんな懐かしいって言ってくれる
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井上 | あ、すごい懐かしい!
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氷青 | そうですか。よかった(笑)
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井上 | 朝の目覚めにちょうどいい。あー、癒されるって曲なので。これは是非みなさんに聞いていただきたいです。歌のうまさは言うこともないという。私の言うような話でもないくらい。みなさん聞いてください。すごい素敵な曲です
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氷青 | ありがとうございます。麻里奈ちゃんも御存知、うまいんです
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井上 | いえいえいえいえ!
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氷青 | (笑)聞きました、エンディング
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井上 | ありがとうございます
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氷青 | ああいう感じの曲をいつも歌われるんですか?
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井上 | ふだんですか?いや、初めてですね。ふだんは普通の女子大生のような
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氷青 | あー、そうですよね。眩しい(笑)
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井上 | いえいえいえいえいえいえいえいえ!の歌うような曲を普通にカラオケでは歌ってて。今回はすごい、今までも歌ったことのない感じの曲で、すごい表現力を要される
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氷青 | そうですね。私も今回のCDに入っているものはああいう感じのものはあんまりないんですけど。お聞きして、なんかちょっとやってみたいかも、って思って。今度もしアルバムとか出したらこういうのも入れてみたいなってすごい思ったんですよ。わー、素敵って思って
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井上 | それは御自分で作詞作曲なさるれんですよね
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氷青 | やりたいなとは思うんですけどね
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井上 | 聞きたい!
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氷青 | やりたいんですけど。やりたい、けど、どうかな?
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井上 | できます
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氷青 | ありがとうございます
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井上 | 最近の氷青さんのお仕事は?
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氷青 | 最近は……そうですね。6月20日にバンドのほうではライブがあるんですけれども。前、『おジャ魔女どれみ』っていうアニメをやってまして。その、千葉千恵巳ちゃんとかと対バンでやるんですけど。まだ詳しくみんなに告知したりとかしてないんですけど、吉祥寺のMANDALAでやります。アニメのほうはいろいろ、ちょこちょこっといろんなとこにお邪魔してまして。今、『銀河鉄道物語』ってやってたヤツもちょうど最終回を迎えて終わったので、わりと落ち着いてはいるんですけど(笑)いろんなところにゲストでお邪魔してます
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井上 | 声のお仕事もやって、バンドも。すごいです
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氷青 | いや、とんでもないです、そんなそんな
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井上 | いえいえいえいえ。よろしければ、ファンの方々に、この番組を御覧になっているファンの方々にメッセージをいただければと思うんですけれども。『コゼットの肖像』もかねて。すみません!
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氷青 | あ、そうですよね、それを中心に。はい。えーっと。氷青です。横手久美子で慣れている方は、どんどんどんどん季節が流れていくうちに氷青氷青氷青といえば、氷青になっていきますので(笑)覚えてください。よろしくお願いします。『コゼットの肖像』というのは、ほんとにものすごくきれいなアニメで。私は今までもアニメも出ているんですけど、こういう形のものっていうのは初めてなんですよ。頭のいい精神科医の役というのも、あんまりやったことなくって(笑)これからどんどん2巻3巻と出るうちに、どんな話になっていくのかなっていうのも、とっても楽しみで。そこに流れている音楽とか、ほんとにほんとに何度も何度も見たくなるようなものばっかりなんですね。なので、みなさんも是非是非手に入れて、毎日見て欲しいなって思います(笑)。すごい景色とかも、雨降っている中で、夏なのかな?花火がボンボンとあがっていたりとか、ああいうのってあんまりわかりにくいからやらないことなのかなって思ったんですけど、大好きなんですよね、ああいうのが。すごく、こういう作品に出らえて、また一緒にお仕事させていただきて、とっても嬉しいです
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井上 | ありがとうございます
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氷青 | なので、これからもよろしくお願いします……(笑)
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井上 | あとで編集されると思うんで、ちょっと戻っていいですか、お話
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氷青 | はい
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井上 | 最後に一つだけ。恐い話は好きですか?
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氷青 | ……大好き!
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井上 | すごいためが入りましたね(笑)
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氷青 | わたし夢が、みんながひくのであんまり言わなかったんですけど。今までにないような、みんなが失神しちゃうような恐いお化け屋敷を作ることなんです
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井上 | (笑)それは今でも夢ですか?
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氷青 | ううん。今は恐くてできない。だけど、制限なく恐いのがいけるときがあったんですよ。小学校から、中学、高校の真ん中ぐらいまでは、すごい好きで。恐怖マンガとか300冊ぐらい家にあって。黒い、血だらけの表紙が家にあって。私今までファンレターってそのひとりしか書いたことないんですけど、今はもう有名になってしまっている、『うずまき』とか『富江』とか伊藤潤二さんっていうマンガ家さんがいらっしゃるんですけど。その人に小学生のときに、私が小学生のときにその方デビューされたんですよ。すっごい好きと思って、速効で手紙を書いておくったんですよ
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井上 | 初めてのファンレターが、恐い
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氷青 | はい。今は恐すぎてそういう感覚が薄れてしまったんですけど。大好きでした
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井上 | こういうアニメも全然
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氷青 | これは恐いっていうよりも綺麗なほうが入ってきて。あんまり恐いとは思わなかったんですよ
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井上 | ほんとですか。私は見たとき、恐い!って
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氷青 | ああなんて女の子らしい(笑)そうですよね
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井上 | やったー(笑)
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氷青 | そうそうそう。お化け屋敷を作ろうと思っていた
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井上 | 恐い体験とかありますか、実際に?
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氷青 | あります
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井上 | ぜひ
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氷青 | 長野に行ったときに、知り合いの家に泊まったんですけど、はた織り機があったんですね。とっても古い家で
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井上 | 普通ないですよね
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氷青 | ないですよね!こんなところに、みたいな。障子があって月明かりで。すごい大きな木が影が映っていたんですよ。恐いなー、何かそのときに何かあったらイヤだなって思って。こうふとんをかぶって寝てて
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井上 | ひとりで寝てらしたんですか?
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氷青 | ひとりだったんですよ。片っぽだけ下に、ふとんの中に入れて、ふとんのヘリをいっこ持って寝ていたら、ひざの上に、ちっちゃいふにふにっていう、這ってくる登ってくる感覚がして。お母さんじゃないわよ!って思って、そしたら、下の手をきゅーって握るんですよ。目をあけられなくって。なんかいたら恐いから目があけられなかったんですよ。で、ガーって動いたら、ズサーってあずきのこういうような音がして、スーっていなくなったんですけど
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井上 | えー、恐いー!!!!
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氷青 | 恐かろう?恐かろう?(笑)すごく恐くって、恐る恐る、次の日の朝にそこの主人というか、もしかしたら……って話したら。前にも、そういうのにあったってお客さんがいて。刀とお塩を備えて置いてくれたんですけど。恐いねー
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井上 | こわーい!今までいろんな方にこういう話聞いてきたんですけど、1番恐かったです
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氷青 | ほんとですか?もっとね、暗くしてくあーってやって撮るともっと恐い。じゃあ今度はふたりで(笑)
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井上 | ゆっくり暗いところで恐い話を。私が一方的に怖がるだけだと思いますよ
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氷青 | (笑)でも、かわいい子が怖がるのを見るのは嬉しいですよね
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井上 | ……?
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氷青 | あれ?なんでもないです(笑)
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井上 | (笑)えー、じゃ氷青さん、いろんなお話をありがとうございました
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氷青 | ありがとうございました
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井上 | さて。この番組のノーカットバージョンはオフィシャルホームページにテキストで掲載されます。ホームページアドレスはこちらです
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氷青 | こちらです
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井上 | またソニー・ミュージックのブロードバンドサイト、MORRICHでも私が司会のトーク番組をさせていただいています。そちらでではすね、『コゼットの肖像』の製作スタッフの方々をゲストにお迎えして、いろいろな製作悲話などを聞かせていただいています。そちらにも是非、アクセスしてみてください。それでは氷青さん、本日はほんとうにありがとうございました
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氷青 | ありがとうございました
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井上 | また恐い話を聞かせてください
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氷青 | ほんとですか?覚えときます。はーい
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井上 | 次回の更新は5月27日です。それではみなさん、ごきげんよう
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